機能不全家族,アダルトチルドレン

父のことを調べるうちに、家族のこと、自分自身のこと、長年の悩みが芋づる式に解明されました。

 

私の実家は機能不全家族だったのです。

絶対的な権力をもった父親。

母や私たちは、逆らうことは絶対に許されませんでした。

「絶対に」です。

父にとって、私たちは「父の所有物」でした。

そしてその機能不全家族で育ったおかげで、私たちはアダルトチルドレンになったということです。

 

なるほど…。

私のずっと感じていた「生きづらさ」の正体は、ここにあったのです。

 

自己肯定感が著しく低く、他人からの視線を気にしてしまう。

そのくせ、バカにされたくないという気持ちから、つい他人に誇大な自分を見せようとする。大した能力もないのに。

そしてその発言の後、自慢をした自分を恥じ、自己嫌悪を繰り返す。。。

 

最近は、個人的に環境の変化があり、人との接触がかなり減りました。

そのおかげで、精神面がかなり安定しています。

コロナ禍で人との関係が希薄になったことは、アダルトチルドレンの私にとっては有難い状況でした。

 

自分勝手な話ですが、人との関係が減り、自分の嫌な面を人に見せなくてよくなったことが精神面に良い働きました。

 

ただし、コロナ禍での状況が少しずつ変化してきていて、また以前のような人間関係も戻ってくることでしょう。

 

この機会に自分自身を認めてあげることに最大限注力し、誇大な自分を見せる必要なんてないのだと思えるようになれたらと思います。

 

機能不全家族で育ったことは悲しいですが、過去を変えることはできません。

過去はどうあれ、父と絶縁し、今は自分の人生を自分のために歩んでいくと決めたのです。

新たな自分を築いていこう。

 

大丈夫。

誰も私のことなんて気にもとめていない。

自分を大切にしてあげよう。

かっこ悪くても大丈夫。

 

誰かと話すときは、自分の話は置いておこう。

自分のことは、自分で理解してあげてるからいいじゃない。

人に何かを自慢する必要なんてないよ。

 

毎日、明るく楽しく生きていこう。